ああー!ひょんなことから35年前から大ファンだった
中本繁さんにお会いしました!
思い起こせば10歳の頃、「少年ジャンプ」で連載されていた「ドリーム仮面」が大好きで、子供心に真似をしてペン先頭の「トンボ仮面」なんてマンガを書いていた私ですが、はやそんなこともほとんど記憶から消えかけていた30代半ばにマンガに詳しい友人W氏に、コマの上からいろんなものがぶる下がっていたり、ミロかピカソが描いたみたいな登場人物が現れるペン先頭が主人公のマンガが(つまりタイトルすらこの時は思い出せなかった)大好きだったと話していたら、数年後に「これじゃない?」と教えてもらって早速取り寄せて買った復刻版「ドリーム仮面」!

ああ!これだこれだ!とページをめくった2000年の夏。解説を読むと幻の手塚賞初受賞作家、中本さんは消息不明だと書いてある。
あれから9年。今やあの頃の自分と同じ年になったうちの子が、本棚から偶然この本を発見して、我が家ではひそかに「ドリーム仮面」ブームが訪れていた矢先、隣人がドリーム仮面のバッヂを持ってきたではないか!? えええ? 聞けば
TINY CAFEをやっていた「やんだ」が昨日中本さんに会ってきたというではないか!? そういえばTINY CAFEの改装を手伝ったときに「ドリーム仮面」をみんなに紹介した記憶がある。
早速、中本さんがいるという
「くるくる紙芝居展」を観に、二人の子供を連れて原宿へ。
ああ、この人が中本さんかと思いながら、ドキドキしながら紙芝居をくるくる回す。ああ、なんだか気が気じゃない。思い切って声をかけてみました!
中本さんは想像通りとても穏やかな方で、持参した「ドリーム仮面」にも気安くサインして下さり。「もっと書いて」わがままなうちの子供たちの要求にもにっこり答えてくれて、

「わーい、金坊だ!」「株戸オッ太だ!」と喜ぶ私たち親子に閉館の時間まで付き合って下さいました。
展覧会場の片隅に当時(1973年)の「少年ジャンプ」が1冊だけ置かれており、それを開いたときの奇妙な感じ‥‥なんだか夢のような時間‥‥。
この展覧会は8月31日までやってます。ああ、ニワコヤでもやりたいなあ!